2013年10月18日金曜日

ニューウェイズ トップリーダー 「障子を開けよ、外は広い!」~(株)ジュネス・藤吉社長


(株)ジュネス 代表取締役社長 藤吉 繁嗣
<リタイアのない人生へ>
ネットワークビジネスの可能性について 熱く語る藤吉社長 私は鹿児島大学を卒業後、福岡銀行に入社しました。入社後は猛烈に働きましたが、いずれ自分で何かをやりたい、自分の思うような人生を送ってみたいという発想を強く持つようになっていました。
 そして、支店長になって2年が経過した46歳のときに脱サラしました。脱サラ後、福岡市内のある通信販売会社に籍を置きましたが、1年足らずでそこを辞めて、念願かなって「株式会社ジュネス」を設立したのです。
 私は銀行を辞めるときから、自分でやるならば最初から何をやるというのではなく、次の条件を満たすことが出来る仕事をやろうと心に決めていました。「支店長が見たノーリスクの五か条」とでも申しますか、将来展望の五か条というものです。
 一、借り入れをしない
 一、手形小切手をいっさい取り扱わない
 一、人を雇わない、一、在庫を持たない
 一、コマーシャルをしない
 これらの五か条をじっと見ると、要するに昔からいわれている現金商売をやるということに行き着きます。
 私が銀行マンとして働いているとき、中小企業の経営者が苦労しているのは資金繰りで銀行の融資が受けられないという苦しみでした。さらには連鎖倒産の恐怖です。しかし、こういう恐怖も、業者間取引で手形取引を繰り返すうちに埋没して消えてしまいます。一方、現金商売は、月末締めの現金支払いです。健全な現金回収、現金支払いであれば、毎月資金が回るわけです。その姿に一番近いと思ったのがネットワークビジネスでした。
<熱意と行動、そして自分のモノサシを持とう>
 モーレツに勉強し、ありとあらゆる本を読んで調査研究したところ、ネットワークビジネスは見事にノーリスク5か条に該当すると思いました。手形小切手は使わない、必要ないのです。
 国や地方公共団体が起業する人たちに行なう説明会では、必ず金融機関の融資の話から始まります。銀行員がやって来たり、信用保証協会が来たりして、「融資はこんな制度があります」という枕から始まります。でも、それは逆だと思うのです。お金を借りないで、裸一貫でできるのが本当の起業ではないでしょうか。ゼロからでもチャレンジしたいと思っている人たちに、端から「融資は無担保でこれだけ」「担保がありましたらこれだけ」「大変な優遇で国の政策です」と言い聞かせる。そして、苦しむ人を次々につくっているというのが実際ではないのでしょうか。そのような構造になぜメスを入れないのかと、私はすごく疑問に思っています。
 一人ひとりが幅広く、先入観にとらわれることなく、わかっている人の話をきちんと聞くべきではないか。金融機関で仕事をしていた私は、そこのところのモノサシを持っていたから良かった。「え? あんなモノ?」と言われる商売こそ伸びる。必要のなかで自分が求めていったルートが、この逆転の発想だったのです。
 そういう意味で今、私が携わっているネットワークビジネスについては、自分の情熱と行動で再チャレンジができる、門戸が平等に開かれているということを嬉しく思いました。これから起業する人たちには「障子をあけよ、外は広い!」そう言いたいですね。
<プロフィール>
藤吉 繁嗣藤吉 繁嗣(ふじよし しげつぐ)
1949年福岡県生まれ。鹿児島大学卒業後、「福岡銀行」に入社。46歳の時に脱サラし、福岡市内の通販会社に勤務。退職後、「(株)ジュネス」を設立し、ネットワークビジネスの道へ。

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